劇団凪@稽古日記
脚本家がウチの劇団には居ないので
今年の舞台も【口立て】で創る。
口立てとは既に台本が用意されているものではなく
決まっているのは物語の流れ(起承転結)だけで、あとは即興。
繰り返し動いて練り固めてから、
役者が発した言葉が活字となり、
やっと台本となる。
1月・2月は、役のコア(芯)を定める期間。
それぞれの役者が自ら命を吹き込んだ【役】が
一体、どんな人生の一幕を舞台の上で生きるのか。
その人を演じる役者にすらわからない。
それが口立ての面白さであり、
技量を問われる怖さでもある。
公演まであと7か月!