2011年02月27日

楽つみ木☆イベント

楽つみ木☆イベント




楽つみ木
10,000個の積み木を使った遊びと学び合い。
そしてつみ木の創作表現。


子供も、大人も、
表現者、芸術家、建築家になれる
[ 楽つみ木 ]。
大量の積み木を積み上げる楽しさ、
崩れる悔しさ、人と触れ合う楽しさ。
大人も子供も一緒に遊びあう時間は、
お互いの想像力・創造力を高めます。


開催日 2月26日(土)
会 場 マルヤガーデンズ7階
時 間 第1回 10:30~12:00
    第2回 13:30~15:00
    第3回 16:00~17:30


上記、イベントへボランティアスタッフとして参加して来た。

[ つみ木おじさん ] と呼ばれている方がファシリテーターとして
子供たちの 【 笑顔 】と【 好奇心 】を見る見るうちに引き出していく。

つみ木と遊ぶその前に、子供たち全員が円になって横たわり、目をつむらせる。
その上から、そぉ~っと子供たちの体の上に、つみ木を箱から落としていく。
バラバラバラァ~~~っと音と共に、子供たちはいっせいに笑いだす。
小さ身体にかかるつみ木の重さ、硬さ、そして木のにおい。
今から始まる創造の世界に胸を躍らせワクワクした子供たちの
あの笑顔、あの笑い声。

このイベントが始まったあの空間に居ただけで
私の方が感動して涙が込み上げてきそうになった。その時、
大人の事情で [ 泣くまいっ! ] と自分の感情に制限を与えてしまったことを
今では、悔やんでいる。

そして始まったつみ木遊び ♪

楽つみ木☆イベント

私の主人も一緒に行きました。
……ここに来ても、一人でつみ木で遊ぶ大人です(単独行動が好き)
(しかも、オマイは、スタッフだろうがっ!! 働かんかっ:私の心の叫び)

楽つみ木☆イベント

しばらくすると、誰も一緒に遊んでくれていない主人を不憫(笑)に
思ったのか、一人の男の子が一緒に遊んでくれるようになった。
( 主人曰く 【 気が付いたら、居た 】 )

私達、夫婦には子供が居ません。
しかし、私には甥っ子が2人。姪っ子が4人居るので
少しは子供に慣れているのですが、
私の主には、親戚身内に小さい子供が居ないので、
どう子供と接して良いのか全くわからないみたいでした。

楽つみ木☆イベント

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主人のことは、あの男の子に任せるとして(笑)
私は、傍に居た大人しそうな男の子と一緒に遊ぶことにした。
【 好きなものを作って良いよ 】 そう言っても
子供は(そう言われても…う~ん、何を作ろう・汗)っと頭をひねりながら
つみ木を手に取りながらも、目は宙を見て何かを検索している様子。
目に前では、お友達が楽しそうに次々に作品を作り上げて行っている。
私は、相変わらず【何つくろうかぁ~?】しか聞けない。
その子も私も焦りを感じる。その時間がしばし、続く…

そこへ、つみ木おじさんがやってきて
【 よし!つみ木おじさんと、つみ木チェスしよう ♪ 】
っと、好きな所に好きな形のつみ木を置いていく。
置いたその上のつみ木にまたつみ木を置く。
ルールなんて一切ない。
【 頭で考えない!手が置きたいという所に置いてあげるだけ 】
そう言いながら子供とつみ木おじさんが交互に置いていくそのスピードが
どんどん。どんどん加速していく。そして次第に笑顔になっていく子供。

子供の眼が一瞬、キラッと輝いた。
【 あ!そうだ!アレをつくってみよう ☆ 】
そう言ってつみ木を重ねていくと、もうそこには、つみ木おじさんはいない。

(すっげぇ~~~~!!ファシリテーターのプロだぁ~~~・感動!)

楽つみ木☆イベント

【 一人一人が作り上げた作品を、今度は、隣の人の作品と繋げてみよう☆ 】
そうつみ木おじさんが言うと、
次第に、今まで目の前の自分の作品ばかりをみていた子供たちの視線がフッと
右や左や、後ろや前に動く。
お友達の作品を見た子供の眼が更にキラッと輝き、
感動と喜びが会場をブァっと包んだ。

楽つみ木☆イベント

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子供も大人も楽しんだ時間。想像する。創造する。
そんな感動に包まれた作品たち。どうぞご覧ください。

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あ。↑ これだけは、コメントさせてください。
私達夫婦で作った作品です。(すみません。余りにも楽しそうだったので、
スタッフの仕事をほったらかして、遊んでしまいました。國ちゃんゴメン・笑)
でも、すごいでしょ ☆ 大海原を悠々と泳ぐ魚です ☆ パチパチっ(拍手) 

続きの作品をどうぞ ↓

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楽つみ木☆イベント

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 ↑ そして、子供たちが作って繋げたその創造した世界の上を飛ぶっ!!
私も飛んで上空から見てみたくて、
手を広げて抱えてもらう用意ができているジェスチャーをしてみたが
当然、男性スタッフの視線は冷ややかなものだった。すみません。

だけれども、大人も童心にかえらせてくれるのがつみ木だなぁと思った。

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お父さんたちもつみ木遊びに参加。
秩序良く、つみ木を並べ、重ねて、積んでいく。
初対面なのに素晴らしいチームワーク ♪

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こんなに高ぁ~いタワーが出来ました。

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お片付けに入る前に、この高いタワーともお別れ。
【 崩壊 】 【 蹴る 】 【 壊す 】ではなく、
【 ありがとう 】そう言って、つみ木を抱いてあげましょう。
っと、つみ木おじさん。なんて素晴らしい ☆
そしてタワーの前に集まる子供たち。

楽つみ木☆イベント

皆で、つみ木を抱いて 【 ありがとう 】 の瞬間。

つみ木おじさん。素晴らしいファシリテーターを学ばさせて頂きました。
ありがとうございました。

つみ木遊びも終盤にかかり、
作品の紹介と、その作者に拍手を届ける時間が設けられることになっていた。
しかし、それが始まる数分前に
一生懸命、黙々と作っていた男の子の【高い塔】が
ガラガラと音を立てて崩れてしまった。

つみ木おじさんから
【 積み木は崩れるもの。でも、そこからが大事なんだ。諦めないこと。】
と、エールを受けた男の子は動揺を隠せないまま、再び塔作りに挑んだ。

そして、作品の紹介が始まり、作者に対して大きな拍手が送られた。

高い塔は、結局、間に合わなかった。
男の子はうつむき、作品紹介の順番が次第に近づくにつれて、泣きそうな表情になる。

次の次の次…。
次の次…。
次…。

つみ木おじさんが、その子の前で足をちゃんと止めた。
そして、こう言った。

【 よく、諦めなかったね。偉かったよ 
ココに在ったこのお友達が作った高い塔を覚えている人、手を挙げてごらん!】

すると、会場に居る皆がいっせいに手を挙げる。

【 君が、ここで頑張っていたこと。それは、みんなが見ていた。みんな知ってた。
さぁ~、ココに在った彼が作った塔に拍手を送ろう!! 】

暖かい拍手が彼を包んでいた。

その子は一生懸命我慢していたけれど、目にいっぱい涙を貯めてお母さんのもとへ行った。

本当に素晴らしい一幕だった。

あれを作ったら?こうしてみたら?
っていう言葉じゃなくて、目の前に居る人の【やる気】を引き出すファシリテーター。
それで良いんだと認めて承認してあげる。

それだけで、子供や大人は、あんなに輝けるんだ。

 * 追記 *

午前中、主人と一緒に遊んでくれた男の子に
【 お兄ちゃんが崩したつみ木は、お兄ちゃんが修理してよね。
だけど、僕が崩すしてしまったつみ木も、お兄ちゃんが修理するんだよ。わかった?】
そう言われて、【…うん、わかった】と答え、まんまとジャイアニズムの下で遊び、
色々な事を学んだ主人は、午後から、女の子と仲良く遊んでいました(笑)

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主人が、子供と触れ合う光景を見たことがなかったので、
もし、主人がお父さんになれたのならこんな感じなのかな!?
そんなことを感じながら、見ていました。

学びと、気付きと、感動と喜び。
今日は、本当に濃い時間を過ごさせて頂きました。

ありがとう



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Posted by Teresa at 12:24│Comments(0) │ひとりごと
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