2013年03月28日

ひと箱のBOXティッシュが起こした 涙の変化

急性リンパ性白血病を発症し 入院していたころ

消灯後の静まり返った大部屋で一人

他の患者さんを起こさないように

声を押し殺して泣いていたことがあった。




不安だったのだ。

この先 私 どうなるんだろうって。




その時、閉めていたカーテンがゆらりと揺れた。

そして 私の目に飛び込んできたものは

隣のベッドの患者さんが カーテンの下から差し出した

ひと箱の BOXティッシュだった。




突然 カーテンを開けるでもなく、

「 ねぇ、どうしたの? 」 と

聞いてくるでもなく。

カーテンの下から 静かにそぉ~っと 差し出される BOXティッシュ。




その瞬間、もはや何が理由で泣いていたのかわからなくなるほど

胸が あったかーーーーくなって、

私は独りじゃないんだ。と、

また 涙が止まらぬ夜を過ごした。




人に寄り添うとは。

そんな大事なことを Yさんから

あの日 教えてもらった。



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Posted by Teresa at 20:00 │ひとりごと

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