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Posted by チェスト at

2011年01月18日

忘れられない日

2005年。私が白血病を克服した経験をもとに、

各医療機関で病気と闘っておられる患者さんや、

終焉を迎えられる患者さんや

元気に回復され退院される患者さん達に

【 病気が教えてくれたことがある 】 【 生まれてきてよかった 】

そう一瞬でも思って頂けるように、身体のケアと心のケアをしていきたい。






それが再び命を与えられた私の使命なのだと思った時から

心の奥の片隅に生まれた感情がある。それは…

【 己の無力さ 】を激しく感じる日がくるであろう【 恐怖 】

しかし、その恐怖が私の心を支配しようが、私の信念は揺るがない。

ただ、その日が訪れる【 覚悟 】をしているだけ。






私が『 病院で、満ち足りた笑顔になった患者さんを見送りたい 』

という思いがあるのですが、

まさに、辛い状況にありながらも常に神様に祝福されていることを知っている。

そんな素敵な方が、先日、Teresaにお越しになりました。






お客様も【 チラシを手に取った時、ココにはどぉ~しても行きたい 】そう思いました。

っと、まるでお互いが何かの強い力によって引き合わされたような感覚がありました。

初対面とは思えないほど、色々な話をしました。

私も、白血病を克服した経緯があることを伝えました。






しかし…。

詳しい話は書きませんが





やはり【 己の無力さ 】を痛感しました。

かける言葉も見当たらず、NLPで学んだことすら思いつきません。あんなに学んだのに…。







【 己の無力さ 】





感じました…。








ところが、お客様から出てきた言葉は

【なんで私の痛いところがわかるの?】

【このスリッパはあなたのようにふわふわしていて優しい履き心地ね】

【あぁ~、心も身体も軽くなった】






そして、最後に





【 私のためにTeresaがあるわね 】






【 あなたと握手をしたい気分よ 】っと私の手を暖かく包み込んで下さいました。

帰り際、私に【 幸せ探しの競争よ 】と言われたので

【 負けませんよ 】そう答えて深々と頭を下げてお見送りをしました。






涙が止まりませんでした。

無力な私には、暖かすぎる言葉です。






己の無力を感じる私と、【 私のためにTeresaがあるのね 】と笑顔で帰られるお客様。

うまく言えないけれど…。





この日のことは忘れないでいようと思う。
  


Posted by Teresa at 20:00 │Comments(0) │■Teresa に ついて